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BANDAGE
35歳を過ぎて、ある日突然KAT-TUNのA・仁に恋したワタシ。
あれからX年。
戸惑う家族に対して地道な活動を続け、ついに、自分の誕生日に初コン参戦を果たしました!
勝手気ままな日々の戯れ言、無限に広がる妄想、イタさ満点のへっぽこ日記です。
and…TV、映画、本のつれづれレビューなど。

はじめまして、の方は「プロフィール」欄もご覧いただけると嬉しいです。
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| 2010.02.08 Monday | - | - |

『BANDAGE』初日初回
01:52
 行ってきました。『BANDAGE』

冷静に書けるようになったでしょうか、ワタシ。
観終わった後は、全然、言葉と想いがあふれすぎて、冷静になれなかったので。
というわけで、今日初見の感想を残しておこうと思います。 いろいろ映画が公開される中、「BANDAGE」だけが「座席指定」だったので、どんだけ混んでるんだよ!と思ったら、さすが田舎です。 大丈夫でした、ゆったりと観れました(笑) 世間では、グッズがすぐに完売になった、とか、席もえらいことになってる、とか言う噂も耳にしてますが。
さて感想。 (ネタバレもしますので、その段階からは、予告して隠しますね) …予告であんなに泣けちゃって、冷静に観れっこない…と思って挑んだのですが…。 思ったより「あれ?大丈夫かも…」な状態でした。 最初に、配給先の「日テレ」のロゴがバ〜〜ンと出てきた時に 「…あ。Rockwellやシネカノンじゃないんだ…(悲)」とか思ったりして。 (Rockwellは、岩井監督の作品が上映される時にほとんどそうなので。あ、でも、ちゃんと途中で、「制作」のとこrとろにRockwellもクレジットされてました) ただ…、白い画面に小さく「赤西仁」って出てきた時には、ボロボロ泣けてしまいました。 ああ、ずっと待ってたこの「瞬間」だー、って。 映画自体は、もう、それはそれはワタシには衝撃でした。 散々、これまで媒体各所でネタバレを目にしてきたし、ストーリーの大筋も理解していたけれど…どのシーンもが「そうきたか!」っていう撮り方、音の使い方、をしていて…。 「本当に必要なものだけ残した」っていうのを何かで小林監督が話していたような気がするけど、本当にそうだなああ!と思える演出でした。 そのかわり、どれもこれもがちゃんと意味を持っていて、演出すらも、ストーリーに関わるようなものばかりで。 最初実は、岩井さんが撮らずに小林監督だっていうニュースを知った時、心の中で 「え〜〜〜〜〜〜〜、小林さん〜〜?音楽だけにしとけばいいのに〜。岩井さんが撮ればいいのに〜〜〜。」って思ったんです、ハイ。 ごめんなさい、それをここで訂正します。 すごい監督だなーって尊敬します、小林武史氏。 本当に。 光の使い方、ざらっとしたフィルムの感じ、カメラワーク。 かなり衝撃的なところも何カ所かあって、うわ〜〜〜、こんな風に撮るんだ!っていうところばっかり。 そして、岩井さんの脚本。 これも、「さすが」なところばかりでした。 役者さんたちが揃って「言えない(心情的に)台詞は言わなくていいって監督に言ってもらえてたんですが、要らないなー、これは(キャラクターとして)言わないよな〜っていう台詞が無かった。」って語るのも頷けます。 仁が「台本どおりじゃないところもたくさん。やってみてダメならそこで訂正するっていうスタイルでやりました。」と言っていたので、もちろん、そこに「キャラクター」が動いてみて出てきた台詞もたくさんあるんだろうけれど、やはり、ホン(脚本)のチカラって、すごいなあ、って。 さて。 もうちょっと細かいところに言及していきます。 ネタバレもしていきますので、隠しますね。

 さて、ここからはネタバレ。

レビューなんてそんなもんですが、多分にもれずかなりの主観で書いてます。 「え〜〜?わたしはそうは思わなかったけれど!」という方もいらっしゃると思いますが、ワタシなりの想いと、気付いたことを備忘録として。 主人公ナツ(赤西仁)、と、アサコ(北乃きい)。 きいちゃん、やっぱりこの方はすごい女優さんだなーと思いました。 年齢的にも、仁の相手役としては「かなり若いな〜」という印象だったのですが、実際に見てみたら全然違和感無く。 アサコだからこその、無垢な感じが、ナツにすごくフィットしてました。 直接語りが入る訳ではないけれど、アサコの目線を通してのストーリー、ということがわかるような作り方になっていたと思います。 なにより、あちこちで演じたヒトが「ドキュメンタリー映画のようです」って言ってたとおり、「まるで、そのストーリーの中にいるような」そんな感覚になる、それはアサコというキャラクターの役割のうまさ、だと思うわけです。 全く年齢も環境も違う観客が、すっとそこに入っていけるかどうかは、そこにかかっていますもん。 そしてナツ。 これはもうねえ…、びっくりしたというか、想像を遥かに超えてました。 あちこちで断片的に観ていた映像もあったのに。 仁が、「すごく自然な演技」と評価されるたびに「それなら成功です。ナツと自分は全然違う。共感も出来ないし、自分はああではない。」と言っていたのですが、本当に、そこには「仁」ではなく、確かに「ナツ」がいて。 観る前までは、「あ〜、どうしよう。ナツが仁に見えちゃって、ストーリーに入り込めなかったら。」とアホな想像を勝手にしていたのですが、とんでもなかったです。 「ナツが赤西で良かったよ」という小林監督の言葉がすごくわかる! 薄っぺらい、誰の前でも、軽々しくて、本心の見えない男から、徐々にいろんな葛藤を抱えて、ラストに向けていくにつれて、彼(ナツ)のキャラクターがどんどん重いものになっていく、その変化がすごい!!!!! もう、そこに、「ナツ」の「自分が本当は何モノなのか」がわからなくて苦悩していく姿が、すごく壮絶ににじみ出ているんですもん、観ていて圧倒されてしまいました。 それまでちょこっとずつしか、彼の本当の内面は、ある1シーン(売れてしまって、どんどん環境が変化してしまう中、暗い部屋の中で鏡に向かって「誰だよ…おまえ」とつぶやくシーン)を除いてはきっちり描かれないんです。 誰の前でも、軽いし、チャラチャラしてるし、本音も見せずに、「テキトウ」。 それが、例のアサコと2人きりのシーン=「シーン66 」でそれが一気に吹き出して、その後、練習スタジオでLANDSが演奏しているシーンにつながっていく中、その歌う姿ですらそれを醸していて。 ずっとうつむいて、表情すら見せないのに、もう、鳥肌が立つ程、そういったことを物語れるなんてすごいなあ、って。 シーン66からは、もう、だだ泣きでした。 映画館でおえおえ泣いたの、久しぶり。 誰にでもある「自分がどれだけのもんなのか」「何ができるのか」そして、周囲の流れの早さにどうしようもなく抗えない瞬間。 そんなものを「ナツ」と「アサコ」が、LANDSというバンドのメンバーのキャラクターそれぞれが、それを取り巻くヒトたちが、見事に体現している、そんな作品だなあ、と思ったわけです。 そして、映画全体にある「音楽」というものの役割の大きさ。 最初のほうで、ナツが、アサコを連れ出して、夜車の中で、ギターを持ち出して「曲を作ったんだ…」と聴かせるシーンがあります。 これ、ワタシ、「普通だったら歌を本当に聴かせる」だろうに、その台詞の後「無音(もちろん、画面では演奏しています)」になるのが「これ、絶対に意味のあるものになるんだろう」って思ったんです。 やっぱりそうでした…。 (映画のパンフレットに、岩井俊二さんがそのシーンのことを少し解説していて、作り手の意図を自分が瞬時にキャッチできてちょっぴり嬉しかった!!) その後、その曲をアレンジすることになったバンドメンバーのアルミが、「ナツのデモ(テープ)が一番良かった」という事を言うシーンがあるのですが、その『デモ』はまったく「想像」に委ねられるわけです。 そして。 その楽曲は、『ナツにこんな意味のある歌唄わせても意味がない』とばっさりカットされてしまう部分が。 そしてそのカットした部分あり、で世の中に出てチャート1位をとって音楽業界を登りつめるLANDS。 なにもかも歯車が狂い始めた後の、「シーン66」に繋がっていきます。 小林監督が 「とにかく2人でドロドロぐちゃぐちゃになってほしい」って注文をつけた、っていうシーン66は、それはもう、壮絶でした。 仁も「後戻りできないっていう感じのシーンだと心得た」というような事を言ってたっけ。 1テイク長回しってだけでもすごいのに、そこにもう、映画としての全てが集約されるようなシーンで。 切ない、という言葉だけじゃ表せないような、そんな重いシーンでした。 アサコとナツ。 背景に音は一切なく。 本当に、「2人だけ」の、シーン。 むき出しの感情をどうしようもなくぶつけるしか術がなく。 「自分のイヤなところが同じだから、キライ」とお互いにつぶやきつつ、それはもう、自分を受け入れることができないところまで追いつめられたお互いの、やりきれない気持ちがぶつかるようなシーンで。 本当は、誰よりも、自分を大切にしたい、したかった、という思いがあふれすぎて、たまらなく胸がしめつけられるような、思い出して書いる今も手が震えるほどの。 そして、その全てに終り、を告げるかのような、でもなにかわずかに残されたものを探す事にすがるような感じすらする、キス。 ああいう「何も続かない、始まらない。一旦ここで幕を下ろすしかない」ということがわかっている状態で、キスを1度でもしたことがあるヒトには…。 ツラいシーンです、はっきり言って。 きっと、自分を重ねてしまう…そんな感じでした。 「きゃー。キスシーン!」とか思ってる余裕なんて1ミリグラムも残っていなくて(笑)、入り込み過ぎて、感情移入しすぎて、痛々しいそのキスに、胸を突かれて、心が震えっぱなし、でした。 そして。 「帰れよ。」と最初に出会った日に言ったトーンとは全く違った色の、そのナツの声。 そのアサコが部屋を出ていった後、カメラが、床を這うような動きの中に、まだそれでも何かを「探したい」、1人残されたナツの感情がむき出しになっていて、ヒリヒリするような、そんな映像。 1人歌うナツ。ばっさりカットされたあの曲のその部分を。 その歌が持つ、「あらゆる感情」の中、やはり出ていったアサコが座って泣き崩れていたドアの向こうを探すカメラ。そこには既にいないアサコ。 岩井さんが「自分が書いた脚本だけど、こうきたか!」って感じだった、って言うの、わかりました。 たぶん、岩井さんが撮っていたらもっと、ここはふわっとしただけのシーンだったかもしれません。 ここまで、追いつめられた感じは…やっぱり小林監督ならではの感性じゃないかと。 なんでしょうね、映像で、心情を表すって、よく映画にはあると思うんですが、これほどまでにヒリヒリした感じがダイレクトに伝わる映画を…ワタシはまだ知りません。 どれだけ映画観てきたんだよ!って感じなのに。 このシーン66は、邦画史上に残る名シーンだと思います。 (先立ってLANDSのアルバム「Olympos」が発売された時、ラストの曲の後、なが〜〜〜〜〜〜〜〜い無音の後でこの歌う部分が入ってました。もしや、これは…と思ったら、やっぱりシーン66に使われたこの「歌の部分」でした!!!) そしてラストに向けて。 どんなツラい別れがあっても、その後また日常に戻って行く感じ、を、アサコの目線で。 大きな出来ごとの後って喪失感の中で、ちょっとだけチクッと心が痛む部分もあるけど、こんなだよね…という感じの。 ただ、終わってしまった、ということだではなく、確実に一回り成長して、前に進んでいる、アサコ。 2年という月日を一気に見せますが、それをすごくちゃんと感じられるのは、すごいなあ、と思いました。 トータルでの出演時間では、さほどないのですが、杏ちゃんの役「ミハル」がアサコとの関係の中でいいポイントになっているんですが、その見せ方もさすが! ラストでのアサコの後ろ姿が、もう、その先にあるものを予想させて、(もしかしたら「なにもなくここでプツッ」と終わっていきなりエンドロール、ってのもありなのか??!?!とドキドキしたのも正直なとこなのですが(笑)) そのドアの向こうには… 歌うナツの姿。 暗いレコーディングブースの中で、ライトを1つだけ浴びてそこにいるナツ、にまた鳥肌が。 ここでも,歌声は聞こえません。 歌う姿、そしてそれにかぶせて、小さい声でつぶやくように歌うアサコ。 それなのに、もう、音が観ている側にぶわ〜〜〜〜〜ッと溢れて来るんです、すごすぎる!!!! なにこれ!っていう演出方法が最後に待っていた!!!!っていうのが!! ナツも、もう、あの「ナツ」ではなく、全てそぎ落として、きちんと新しい、何か、自分の中にあるもの、を見つけたような、それがちゃんと伝わる表情で…。 良かった。 こんなラストシーンで良かった。 この作品で良かった。 って思えたところで流れて来たエンドロールと「BANDAGE」は、もう、最後まで目をぽんぽんに腫らして,頭がぼーっとしちゃいました。 ダメだー。 こんなに「映画そのもの」で泣くとは思ってなかった〜〜〜〜〜〜〜。 改めて、小林監督と岩井さんが揃って言ってた「赤西仁だったからこの映画が」っていう意味がわかった。 どこまでも「仁」があふれているのに、そこには確実に「ナツ」が存在していて。 きゃ〜♪仁〜〜!って思って観ることになっても、それはそれでいいや、と思って行ったのに、全然そうじゃなかった。 この映画の作品の中での、「ナツ」というキャラクターの存在感。 それを演じた彼のポテンシャルの高さ。 全てに、どっぷり浸かって映画に入り込めるって、すごいことなんですよね、ワタシにとっては。 もちろん、自分が音楽を志していた時期があって、それがドンピシャに90年代で。 あまりにもリアルな(ほんとに!)、その空気感というか、世界感というか。 匂いまでワタシには伝わった。 タバコの匂いがしみついたアンプに張られた布の部分、片付かない雑然とした感じ。 マイクスタンドのにぎった時の冷たさ。 あの、スタジオ独特の感じ。 音ももちろん。 まだ音があんまりトータルで調整されていない段階でのバンドならではの乾いた音。 ライブでリハの時とはまた違う、その感じ。 いろんなことを思い出しました。
「空気感」とか、「既視感」なのかも。 知ってる、この感じ…。 そんな風に思ったのも事実。 全てが、ワタシの中に既にあったものを引っ張りだしてくる感じでした。 あまりにも泣き過ぎて、目が腫れちゃって、その後予定で立ち寄らなくちゃいけないところがあったんだけど、なんか、「おかくないか?ワタシ…」ってそそくさと帰ってきちゃいました。 LANDSのアルバム「Olympos」を聴いたら、「二十歳の戦争」で、もう、涙がまた止まなくなっちゃって、運転に支障をきたしそうだったので、やめておきました、っていう…。
だって、前が見えない〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!(苦笑)
「Olympos」いくら、LANDS名義でも、映画を観るまでは「仁のソロアルバムだ〜〜!」みたいな感覚で聴いてたんだけど、もう,ダメです。 どう聴いても、「ナツ」の存在感があふれていて。 ユキヤの、アルミの、ケンジの、リュージの、その姿がきちんと浮かぶ、そんな「LANDS」のアルバム、として成立していた…。 すごいなあ、そこまでちゃんとリンクさせられる世界感って。 何回も観るんだろうけれど、きっと、また新たな気付きがあるんだろうけれど。 初見の感想をどうしても、(文章ははちゃめちゃでもいいから)残しておきたくて。 長々と、書いちゃいました。
| 2010.01.17 Sunday | BANDAGE | comments(0) |

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